バンコク旅行へ行かれた方の中にはタイの国歌を耳にした人も多いのではないでしょうか?
この曲が朝08:00時と夕方18:00時にBTSなどの駅の構内を歩いていると掛かります。その瞬間、周りにいた人がフラッシュモブ?と間違えるほど、ピタリと止まって直立不動で曲の終わりまでで立っています。そんな経験をされた方は ああ、これが噂の国歌かーと 気が付くというわけです。
郷に入れば郷に従えですので、みなさんもこの曲が流れてきたらピタリと止まって旅で訪れているこの国に敬意を表して下さい。
映画館でも本篇上演前に国王賛歌が流れます。この時には全員起立するのがルールですので、予告編が終わったかなーという時には慌ててこぼさないように飲み物はカップホルダーへ、ポップコーンは片手に持って準備しましょう。 笑
前国王プミポン国王賛歌のこの曲を聞くと心の中からいつも自分が持っていない感情というか何かが溢れてきます。タイ語の歌詞の意味はわかりませんが国を愛する、国の象徴への敬意など今日本人が忘れている気持ちがここには在るんだなーっていつも心を震わされます。
そして、タイには不敬罪があります。
国王、王妃、王位継承者あるいは摂政に対して中傷する、侮辱するあるいは敵意をあらわにする者は、何人も三年から十五年の禁固刑に処するものとする[
実際に映画館で起立しなかった人が2年間の実刑に処せられたとのことですのでみなさんもお気を付けください。
新しい王様が即位してからタイで映画を見ていないので新しい国王賛歌は次回訪タイ時の宿題にしようと思います。